2005年 11月 24日
読了した本: トルーマン・カポーティ『冷血』
|
カポーティの『冷血』を読み終えました。最近刊行された新訳(佐々田雅子氏の訳)のほうです。思っていたより面白かったですね。4部構成になっているのですが、最初の「生きた彼らを最後に見たもの」からは特に映画的な印象を受けました。良質のアメリカ映画を見ている感じと言えばいいでしょうか。
この作品については何回かかけてだらだらと思いついたことを書いていくつもりです。『冷血』は「ノンフィクション・ノベル」であるとよく言われますが、その「ノンフィクション・ノベル」とは何なのかという問題について少し考えたいと思います。『冷血』は果たして「ノンフィクション」なのか、それとも「ノベル」なのか、もしくはそのどちらでもないのか、といったことです。それに関して書く前に少しインタビューぐらい読んでおきたいので、すぐには書けないかもしれません。カポーティについてはほとんど無知に近いので。
この作品については何回かかけてだらだらと思いついたことを書いていくつもりです。『冷血』は「ノンフィクション・ノベル」であるとよく言われますが、その「ノンフィクション・ノベル」とは何なのかという問題について少し考えたいと思います。『冷血』は果たして「ノンフィクション」なのか、それとも「ノベル」なのか、もしくはそのどちらでもないのか、といったことです。それに関して書く前に少しインタビューぐらい読んでおきたいので、すぐには書けないかもしれません。カポーティについてはほとんど無知に近いので。
by la_reprise
| 2005-11-24 03:30
| 書籍